Vimにvimfiler.vimとunite.vimのプラグインを導入したので使い方をメモ。
VimFilerとUniteの用途
私はVimに出会うまではEclipseを使用しており、ウィンドウの左にプロジェクト単位でディレクトリがツリー表示されるユーザインタフェースに慣れてしまっていた。
Vimで同じことがしたい場合、VimFilerによるディレクトリのツリー表示とUniteのブックマーク機能を組み合わせることで実現することができる。VimFilerとUniteはどちらも同じ作者が作ったものなので、高度に連携することが出来る。
VimFilerによるファイル操作
:VimFilerコマンドを使用するとVimFilerによるファイラー機能を使うことができる。基本的な操作方法は以下のようになっている。
| キー | 説明 |
|---|---|
| j,k | カーソル移動 |
| h,l | ディレクトリ移動 |
| e | ファイルを開く |
| t | ディレクトリをツリー表示 |
Uniteによるブックマーク機能
:VimFilerコマンドでファイラー機能を使用中にUniteの:UniteBookmarkAddコマンドを使用することでカレントディレクトリをブックマークに追加することができる。追加したブックマークを開きたい場合は:Unite bookmarkコマンドを使用する。開きたいブックマークをj,kで選択し、Enterで決定する。
注意点としては、:UniteBookmarkAddコマンドや:Unite bookmarkコマンドは:VimFilerコマンドを使用中に実行しないと動作しない点である。
いきなり:Unite bookmark出来るようにする
:Unite bookmarkでブックマークを開こうとする度に:VimFilerでVimFilerを起動するのは面倒なので、VimFilerを経由して:Unite bookmarkを使用できるようにする。
以下をvimrcに記述する。
call unite#custom_default_action('source/bookmark/directory' , 'vimfiler')
:VimFilerや:Unite bookmarkをキーマッピングしてショートカットする
:VimFilerや:Unite bookmarkなどをいちいち打ち込むのは面倒なのでキーマッピングを使用してショートカットする。以下vimrcに記述する。
nnoremap <F10> :VimFiler nnoremap <F11> :UniteBookmarkAdd nnoremap <F12> :Unite bookmark
ノーマルモード中にF10キーで:VimFiler、F11キーで:UniteBookmarkAdd、F12キーで:Unite bookmarkのコマンドをそれぞれコマンドラインに表示することができる。